鶴岡市 耐震診断 補助金のこと
- yumista
- 2024年5月16日
- 読了時間: 2分
佐藤管工設備株式会社の橋本皓正です。
佐藤管工設備株式会社は山形県鶴岡市で給排水設備工事、リフォーム、リノベーション工事を行っております。何でも気軽に相談してもらえたらと思います。
山王町の古い住宅の耐震診断を建築士の方から行ってもらいました。
建てられたのが昭和43年(1968年)だったので築56年。
当時の図面は残っておらず、そこから増築もされている状況でした。
鶴岡市は木造の古い建物の耐震診断、補強案の提案、概算の工事費の計算を建築士の方を派遣する事業を行っています。
対象となる方の条件は以下。
・昭和56年5月31日以前に着工されたことが公的書類により確認できる戸建住宅
・在来軸組工法による木造平屋建て又は2階建ての住宅(貸家等は除く)
・過去にこの事業において耐震診断を受けていない住宅
・申込者が前年度において市税を完納されている方
※併用住宅の場合は、2分の1を超える部分が自己の居住の用に供しているもの
条件全てに当てはまる住宅は自己負担、1万5千円(図面なしは1万9千円)で耐震診断をしてもらうことが可能です。
費用の9割近くを市で負担してもらえるので、相当手厚いと思います。
今年は能登の地震の影響もあり、問い合わせが例年よりもだいぶ多いと伺いました。
(※予算に達した時点で申し込みができなくなります。)
あくまで耐震補強工事を今後考えている方が対象なので、そこは注意が必要です。
今年は締め切っても、来年以降も募集はあると思うので、耐震に不安のある方は頭に入れておいてもいいと思います。
古い住宅では庭に面して掃き出し窓が並んでいたり、今の基準よりも圧倒的に壁が足りていないことが多いです。とはいえ、それが開放感に繋がっていたりもするので古い住宅の趣きも活かしつつ、安全に使えるような補強工事ができたらと思います。
今回の住宅は状況が状況なので、いい診断結果が出ることはまずないと思いますが、現状を把握して予算の中からどう補強が可能かを検討できるいい機会です。
結果が出るのはもう少し先だと思いますが、私も少し楽しみに待っています。
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