ブログをはじめました。
- yumista
- 2024年2月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月21日
佐藤管工設備株式会社の橋本皓正です。
佐藤管工設備株式会社は山形県鶴岡市で給排水設備工事、リフォーム、リノベーション工事を行っております。何でも気軽に相談してもらえたらと思います。
この度ブログをはじめることにしました。日々あれこれと考えている事や、建築にまつわる情報なんかを発信できればと思いますので、たまに覗いてもらえたらうれしいです。継続できるようにがんばります。
今年のはじめ、能登半島地震にはショックを受けました。
震度7の地震で木造住宅の倒壊が相次ぎ、亡くなった方の死因の9割近くが建物倒壊によるものという発表がありました。
この現実は、古家の活用を推し進めている自分にとっては身につまされるものでした。
現在発表されている主な要因は1981年以降に定められた新耐震基準を満たしていなかった住宅が5割近くだったということ(特に被害の多かった地域)でした。
過疎化の進む地方自治体では古い住宅をそのまま使用している現状があり、それは私たちの住む山形県にも無関係ではありません。
国ではこれから新耐震基準以降に新築された住宅も含め調査を進める発表がありましたので、今後も注視していきたいと思います。
また先週、山形県の新年度予算案が発表されましたが、能登半島地震の状況を顧みて「耐震シェルター」「防災ベッド」設置等の住宅の安全性向上の為に4500万円計上されたとの記事がありました。各戸最大30万円の補助になるようです。
高齢者の一人暮らし世帯も多い地域です。万が一の時に備えて逃げる場所が確保できるのであれば積極的に提案していきたいと思います。

古家の活用例(2023年)
とはいえ古家の活用については今後も推し進めていきたい。
なかなか上向かない経済状況からも、どの家庭でも住宅にお金をかけられるわけではないです。それでも暮らし方を豊かにしていく選択肢は奪われないほうがいい。
実際に新築よりもコストは断然抑えられ、広さも確保できます。空き家問題にも貢献できて、浮いたお金でより生活も豊かにできます。一石何鳥かわかりません。
建物全体を補強しようとすると費用が膨れ上がるので、予算の内に収まるような部分的な耐震改修もきちんと勉強して提案できたらと思います。
最初の記事で、だいぶネガティブな話題になってしまいました。
でも避けられない問題とも思ったので共有しました。
次はもう少し、ポジティブな話題で書ければ、、、
橋本 皓正
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